利用者の一人が「あの人はやめたんか?」と聞いてきた。
普段は超マイペースで周りの人の事など無関心に見えていた人。
いきなり立ち上がり歩き出すので、いつも怒られていた人。
何回怒られても周りの状況を無視して自分の事しか考えてないような人がだ。
ちょっと意外だった。
辞めた職員は目立たないタイプだったので気にとめる利用者もいないようで、
辞めた事を口にしたのを聞いたのはその利用者が初めて。
だいたい職員が次々辞めていくので慣れてしまっているとこもあるんだが、
それも問題だが、
この利用者が毎回毎回、金払って怒られに来てるのもどうかと思う。
どうも他の職員とその辺の感覚が合わなくて疲れる。
高口先生や三好先生はどう指導してるんだろう。
様つけて呼べとか敬語使えとかじゃないんだろうけど、
どうも自分の方が上に立って相手をどうにかしてやろうと思ってる人間は嫌。
と言いながらそう考えてる自分が一番嫌な人間なんだけど。
そういう人より利用者や仕事に愛情持ってるか自信もなくなった。
無心に自然にいい介護ができなければダメよね。
自分は介護する心構えも出来てないわな。
悩んだら馬鹿な頭で考えるより本を読めと昔ある人から言われたよな。

認知症の介護のために知っておきたい大切なこと―パーソンセンタードケア入門

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